ペン・レイヤ・色・線種などの基本必須属性を知る
ここではCADを覚えるの必要な知識・・基本的なイメージの
ご紹介として【属性】という考え方とその【種類】について
お伝えしていきたいと思います。
まず【属性】ですが、ひらたくいうと
技術的な図面に書かれている線などの図形にCAD特有の設定が
されているといったことになります。
ちょっと小難しいそうですがなぜ必要なのかを考えると
少しイメージしやすいかも知れないですね。
なぜ必要か・・・
たとえばパソコンの画面上では線の厚みは均一に表現されていても
実際に紙に印刷した時は図面の表現として線に濃淡なり厚みがあった方が見やすいです。
というのも技術的な図面は表現上けっこうごちゃごちゃした
ものになりやすいからです。
それを整理して見やすい図面にするには
やはり線に厚みの表現があった方が良いことになるのですが
それをパソコン上で今度は判断しようとすると
どうするかといいますと線に対してペンNOなどで
設定していくことになります。
例えば印刷した時に1.8ミリの厚みにしたい線のペンNOは1
2.5ミリにしたいペンNOは2なんて感じです。
そういった設定を持たせることを
平たくいうと【属性】を線にもたせるといったイメージになります。
その他にCADで一般的に使う属性の種類として
①ペン
線に厚みの属性をもたせる
②レイヤ
線にグループの属性をもたせる
③色
線に色の属性をもたせる
④線種
線に線種(破線や一点鎖線など)の属性をもたせる
⑤縮尺
線に縮尺(スケール)の属性をもたせる
などがあります。全ての意味合いは上記の①~⑤の補足で
つかんでもらえればと思います。
この上記の①~⑤の属性は一般的なCADならまずもっている機能
なので実際のCADを覚える時にはこの必須の5属性をイメージして
この属性の使い方を重点的に覚えることで、よりCADスキルを
上げることができると思います。
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